成年後見制度の活用事例

事例の紹介(実際の事案をアレンジしております。)

1 事例Ⅰ・・・親なき子・・・

A:80歳女性
B:50歳,Aの長男,中程度の統合失調症
その他四親等内の親族なし

AとBは二人暮らし。これまでAが近所の援助を受けながらBの面倒を看てきたが,A自身がパーキンソン病にり患し,自宅で介護を要する状態になった。
今後,病状が進行した場合,Aは入院の必要が出てくる。その場合,入院手続,預貯金や不動産の管理,借金の返済等はどうすればよいか。
また,Aが入院する以上,Bが独居生活を続けることは難しい。Bを受け入れる精神科病院が見つかったが,誰が「保護者」になるか。
なお,Bは浪費癖があり,収入が障害者年金しかないにもかかわらず,通信販売で高価な印鑑や電子機器を購入している。どうすればよいか。
 

2 事例Ⅱ・・・高齢者虐待・・・

C:75歳女性,長男(50歳)
市営住宅で2人暮らし。長女は県外に嫁いで交流なし。
長男はギャンブル癖があり,多額の借金がある。仕事はしていない。 
生活費はCの年金に頼っており,息子がCの通帳を管理している。
Cは軽度の認知症だが,最近訪問した市の職員によれば,長らく入浴や着替えもしていない様子。どうすればよいか。
 

3 事例Ⅲ・・・親族との金銭問題・・・

D:75歳女性,夫,子なし
兄弟姉妹あり
独身で若いころはバリバリ働き,相当な金額の預貯金を持っている。
現在は介護施設に入所中。

しっかりした気性だったが,最近,認知症の症状が出てきた。すると,Dの親族らが,見舞いに訪れる度にDから借金をするようになり,貸付金の合計は1000万円を超えている。
Dは本心では貸したくないが,昔のように元気がなく,親族が介護施設の保証人になっているので,断れない。また,貸したお金もきちんと返してもらえない。どうしたらよいか。
 

4 事例Ⅳ・・・任意後見契約の解消・・・

F:80歳男性 
脳梗塞で倒れ,入院した。

幸い意識は戻ったが,入院中に,Fの妹が世話をするためと言ってFと財産管理契約及び任意後見契約を締結した(Fはよく憶えていない。)。
妹はFの財産管理契約の代理権に基づいて口座名義を変え,振り込まれるFの年金を管理するようになった。
その後,Fは順調に回復し,なるべく自分で金銭管理したいと考え,市社協の日常生活自立支援事業(後述)を利用しようと考えた。Fは妹との任意後見契約を解除したいが,どうしたらよいか。
 

福祉分野・成年後見に関しては、下記のページもあわせてご覧ください。

成年後見制度とは 後見人の選び方 任意後見契約
成年後見制度の活用事例 社会福祉コラム                  



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