高齢者ケアマネジメントの特徴と展開について

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高齢者のケアマネジメントは,相談援助と同様に高齢者個人とその家族を支援の対象とします。

 

ただ,相談援助が伝統的に心理社会的な治療機能を重視してきたのに対し,ケアマネジメントは,生活能力のアセスメントに基づく社会資源の活用・調整・モニタリングの機能を重視し

ている点に特徴があるといえます。

 

わが国では2000年4月から介護保険法が施行され,資格を有する介護支援専門員(ケアマネジャー,以下「ケアマネ」といいます。)がケアマネジメントを担当しています。

 

具体的には,要介護の高齢者に対して,居宅介護支援事業所のケアマネが,要介護度に応じて設定されている支給限度基準額をふまえて介護サービス計画(ケアプラン)を作成します。

 

また,2006年から導入された予防介護については,要支援と認定された高齢者に対して,地域包括支援センター等において介護予防ケアマネジメントが実施されています。

 

ケアマネジメントは,一般に,①インテーク・契約,②アセスメント,③ケース目標の設定とケアプランの作成,④ケアプランの実施,⑤モニタリング,⑥ケアプランの見直しと新プランの実施,⑦終結,というプロセスによって展開されます。

 

まず,ケアマネは,高齢者の状況や意思を把握するとともに,事業所の特性等の情報を利用者に正しく伝えて最適なマッチングを図り,サービス利用契約が円滑に締結されるよう支援します。

 

そして,契約終了後は詳細なアセスメントを行い,アセスメントに基づいて今後の目標と課題を検討し,必要な支援の方法やサービスを盛り込んだケアプランを作成します。

 

立案したケアプランが利用者本人及び家族によって合意され,サービス提供機関との連絡・調整が完了した段階で,ケアプランが実施に移されます。

 

ケアプランが実施に移された後も,ケアマネは,高齢者の状況やニーズに変化がないか定期的にモニタリングを行い,必要に応じて再アセスメントを実施します。

 

再アセスメントによってサービスの変更や追加の必要性が明らかになった場合には,ケアプランの見直しを行い,新たなケアプランを作成することになります。

 

高齢者の転居や死亡等によってサービスは終結しますが,ケアマネは必要に応じてフォローアップを行い,遺族への悲嘆ケアを行う場合もあります。

 

他方,介護予防ケアマネジメントは,介護予防を具体的な目標とする点に特徴があり,生活自立度が比較的高い高齢者を対象として,介護予防に対する意欲を引き出す支援や,地域全体で介護予防に取り組む支援を展開することになります。

 



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